子供は天才に育てられると信じて得られる効果とは

天才とは産まれた時から優れた才能を持つ人のことを言うので、意識的にトレーニングしたり努力を続けてなれるものではありませんが、子供の育て方次第では天才の子を凡人にすることはできます。

子供は産まれた時はみんな天才で無限な可能性を秘めているものですが、子供を信じて才能を伸ばす方法を考えずに、大人の都合を優先して子供の行動や気持ちを制限してしまうと、才能の芽を摘むことになります。

脳が急成長する0歳から3歳の頃は何でも経験させるべき重要な時期ですが、服が汚れたり家が壊れたりするのを避けるために、遊びまで制限している人もいるのではないでしょうか。

人は経験してこそ成長する

どんなに天才の素質がある子供でも、何も経験しなければ学んだり成長することができませんので、遊びだけでなく掃除や料理など家のなかのお手伝いをさせるのが良いと言われています。

ある友人が家に遊びにきた時の話ですが、自分の子供が人の家の物を壊すのではないかと心配しすぎるため、ファミリーレストランでもらえる玩具ですら触らせないようにしていました。

更に驚いたのが、我が家にある幼児向けの簡単なジグソーパズルをやりたいという子供に対し、「前にできなかったからやらなくていい」という信じがたい発言をしていたのには大変驚きました。

どんなに天才でも初めてのことなら失敗することもありますし、今日はできなくても明日にはできることになるのが子供なので、大人の物差しで子供の気持ちにブレーキをかけるのは良いことではありません。

自分次第で幸せになれる

自分の気持ちや都合よりも子供を最優先しなければならない育児は大変ですが、だからと全く楽しいことがない訳でもありませんし、自分が楽しくないのを子供に原因があると考えてはいけません。

遊びに来た友人は、我が子をみて「自分の子供よりもかわいくて賢くて良い子だから楽しそうで羨ましい」と驚きの発言をしていましたが、それは大きな誤りであることは育児経験者なら分かるはずです。

授乳で慢性的な寝不足が続いて限界を感じたり、子供のイヤイヤ期や反抗期に心を削られたりと、心と体を休める時間がなく誰もが必死なのが育児で、子供と楽しく過ごせる時間は極わずかです。

ただ、その僅かな時間のために頑張りや工夫で少しでも子供と接する時間を増やしたり、周囲に頼りながら心身回復を意識的にしているだけであり、自分が楽しくないのは子供が原因と考えるのは明らかに間違いです。

心に余裕が必要

育児に限らず仕事でも勉強でも何でもそうですが、心に余裕がないと物事を悲観的に考えたり誰かの所為にしてしまうので、家族や友人の助けや制度の力を借りてでも息抜きをしてください。

子供の世話をするだけでも大変な時期に、夫婦仲が悪くなると精神的に追い込まれてしまうので、日常的に喧嘩をするのは避けたいところですが、だからと我慢し続けると心の病にかかる恐れがあります。

夫婦喧嘩は子供に大きな悪い影響があることを考えると、気持ちが落ち着いて冷静な話し合いができるまでは、お互いが理想を求めたり干渉しないなど、何らかの解決策がないか一緒に考えてみてください。

もし、話し合いにならないくらいに関係が拗れた場合は一人で悩まずに、自分の親兄弟や行政に自分と子供の今後の生活について相談するなど、少しでも不安を抱えないようにするのが一番です。

教科書通りに育児をして子供が天才や優しい人に育てられれば誰も苦労しませんが、少なくとも一番身近にいる親が不安な顔をしているよりも、元気で明るく積極的な子供になります。

体験することで得意がわかる

勉強、音楽、スポーツなど、子供がどんな事に興味を持ち何が得意なのか、実際に体験してみなければ親だけでなく本人も分からないので、子供の可能性を信じて様々な体験をさせてあげることが重要です。

リトミックやスイミングなどのスクールに通うのも良いのですが、調理、食器洗い、家具の組み立てなど、本物を使いながらお手伝いをさせると、お金をかけずに子供の脳を刺激することができます。

我が家の2歳児に右手と左手を覚えさせるのは時間がかかりましたが、大人のお手伝いをさせることでネジを回す方向をすぐに覚えましたし、お風呂掃除もかなり上手になりました。

不器用な上に初めてのことなので最初は大変でしたが、家事のお手伝いをしてくれることで遊んで欲しくて何もできない日が少なくなり、少しずつ育児も楽になりました。

家事を手伝わせることが子供を天才に育てることになるかは分かりませんが、少なくとも子育てで感じていたストレスが緩和されたことや、子供自身も玩具で遊ぶ時よりも楽しそうにしています。

どんなに些細なことでも親子で一緒に体験することで器用になり、どんどんできる事が増えてくるので、小さな子供は何もできないと思わずに積極的にやらせてみてください。

ルールを決めて機会を与える

小さな子供に道具を使わせるのは危ないと思う人もいますが、好奇心旺盛な子供は大人の行動を監視し、道具の隠し場所を探して親に隠れて勝手に使おうとします。

そうならないためにも、ドライバーや包丁などの怪我をする恐れのある道具を大人と一緒に使用し、やりたい気持ちのガス抜きをしながら、使う時のルールを決めることが重要です。

折り紙などの遊びなで良く使うハサミなどは子供用の物もありますので、プレゼントとして与えてあげれば喜んでもらえますし、普通のハサミよりも安全なのでおすすめです。

子供の経験が親の助けになる

天才とは単に頭が良い人のことを言うのではなく、誰もが真似をできない技術の持ち主や発想力の持ち主のことを言うのではないかと思いますが、どんな偉人でも失敗や挫折を経験しているはずです。

些細なことでも小さな頃から体験させることが大切な理由は、脳を刺激したり経験を積ませることもありますが、失敗と成功を体験する機会を与えて何が得意なのか見極めることにあります。

子供は天才に育てられると信じて得られる効果に明確なものはありませんが、実生活の成功と失敗を沢山体験することで子供の自立心や能力を養い、自分でできることが増えて親が楽になります。

玩具ばかりを与えていると子供は親と一緒に遊んで欲しくなり、炊事や掃除などやりたいことができなくなりますが、上手にできなくても一緒に子供と洗濯物を畳めば確実に前進します。

今日と明日は上手くできなくても、次の週にはできるようになるのが子供の天才的な成長能力なので、いかにこの能力を活用するかが育児の負担を減らすことになるのではないでしょうか。