経験者が教える子供乗せ自転車の転倒事故が起きやすいポイント

保育園へ送り迎えやスーパーに買い物へ行く時に必要な子供乗せ自転車ですが、バッテリーや子供を乗せた時の重たさを考えると、転倒事故を起こしやいと言える乗物です。

子供乗せ自転車の転倒事故を起こす率はとても高いのですが、自転車を販売するサイクルショップや行政機関による徹底した指導がなされていないため、実際に事故を起こすまで他人事のように思う人が多いのが現状です。

バッテリーを搭載した重い子供乗せ自転車の転倒事故は、運転をしている大人だけでなく乗せている子供の命に係わる問題なので、自転車を購入する時は安全に対する意識を高めてください。

今回は、実際に子供乗せ自転車の転倒事故を起こした実体験を元に、走行時や停車時に注意しなければならないポイントや、不慮の事故を最小限に防ぐ方法について紹介します。

転倒事故率が高い車乗り入れ

子供を乗せて自転車を走らせる時に悩むのが、歩道と車道どちらを走るべきかの問題で、車との接触や転倒した時の危険を考えると歩道を走りたくなりますが、歩車道境界ブロックの車乗り入れ振動を考えると車道を走りたくなります。

ただ、車道を子供乗せ自転車で走ると気になるのが、車道に駐停車している車の存在で、それを避けるために歩道へ移動した瞬間に歩車道境界の車乗り入れの乗り越えられず転倒してしまう事故が多発しています。

タイヤが太い電動アシスト付き自転車は、一般的な自転車と比べれば段差に強いと言えますが、車乗り入れに対して水平に進入する行為にはとても弱いので、角度を付けて段差を乗り越えなければなりません。

歩車道境界ブロックの車乗り入れにスリップして転倒する事故は、自転車に乗り始めた小中学生の頃に経験している方も多いはずなのですが、子供乗せ自転車の太いタイヤに安心して油断してしまうのです。

車道上での転倒事故は、並走する自動車と接触したり轢かれてしまう恐れがあるので、段差による振動が気になるかもしれませんが、極力歩道を走ることをおすすめします。

本来自転車は車道を走らなければならない乗り物ですが、日本の道路は自転車が安心して走ることができる構造ではありませんし、小さな命のことを考えると仕方がありません。

ただ、歩道が極端に狭い地域にお住いの方は、歩行者と接触したり衝突してしまい加害者となる可能性がありますので、無理に子供乗せ自転車に乗るのではなく他の手段も検討してください。

障害物と接触して転倒する事故

公園の敷地内へ自動車が進入するのを防止したり、大きな橋の坂道を猛スピードで下るのを阻止するために策が設けられている場合がありますが、自転車は車止めが並ぶ狭い道がとても苦手です。

普通の自転車なら問題なく通過することのできる狭い道でも、車体が重い上に子供を前後のシートに乗せる子供乗せ自転車は、車止めなどに接触した瞬間バランスを崩して転倒してしまいます。

ハンドル前に子供を乗せるタイプの自転車は、一度前輪が傾くいてバランスを崩すと男性でも踏ん張ることができないので、車止めが並ぶ狭い通路は無理に通行しようとせず安全な場所を探してください。

走行時と違い停車している状態に近いとは言え、子供は1メートル以上ある高さから横倒しになることになるので、どんなに急いでいる状況だとしても子供の安全を優先する判断をしてください。

車止めの柵にはヘアピンカーブのタイプがありますが、小回り走行がとても苦手な子供乗せ自転車は、重心が傾くと転倒してしまう可能性が高い乗物なので、絶対に避けなければなりません。

駐輪が難しい駐輪ラック

パナソニックなどの人気子供乗せ自転車は、安心して駐輪できるスタンドと固定ハンドルが便利とてもですが、駐輪ラックを採用しているマンションやファミリーレストランなどに自転車を停める時は注意してください。

まだ幼い子供を先に自転車から降ろしてしまうと、他の歩行者や自転車と接触したり道路に飛び出す可能性が高いので、子供乗せ自転車のシートに乗せたまま駐輪してしまいます。

流石に2段式の駐輪ラックに自転車を停める時に子供を乗せたままにする方はいないかと思いますが、どんな駐輪場も可能な限り子供を座席から降ろして、自転車の出し入れをするのがおすすめします。

子供乗せ自転車は駐輪ラックにタイヤが収まらない場合があることや、駐輪できたとしても自転車を引き出す時にバランスを崩すことがあるので、十分注意してから子供をシートに乗せてください。

あまり現実的ではありませんが、自転車を停める場所は車の通りがない広い場所を選ぶか、駐輪場のスタッフがいる場所を選んで子供が道路に飛び出さないようにお願いしてください。

一瞬のよそ見運転が大事故に

子供乗せ自転車のよそ見運転による転倒事故は近くで目撃したことがあり、倒れた子供を救出したことがあるのですが、一瞬よそ見をした瞬間に事故を起こしたという印象です。

子供乗せ自転車は、前と後ろのシートに乗車している子供との会話がとても困難な上に、後部座席に座る子の様子が一切確認できないので、つい自転車の運転中に後ろを振り向いてしまうことがあります。

事故を起こした方は、子供の声が良く聞こえずに後ろを振り向いた瞬間、ハンドル操作を誤り壁と衝突したのですが、自転車を運転する時は一瞬でもよそ見をしてはいけません。

究極のよそ見運転といえばスマートフォンをしながらの自転車運転ですが、どんなに反射神経が良い人でも視線を下に降ろしたままでは、前方からくる歩行者や自転車を避けることができません。

スマートフォンのながら運転で事故を起こしたニュースが流れても、自分とは無関係なことに捉える人が多くいますが、自転車に乗る子供は自分では事故を防ぐことができないということを忘れないでください。

スマートフォンを操作しながらのながら運転が、自分の子供だけでなく他の歩行者や自転車を運転する人の迷惑になりますし、自信の命も危険に晒すことになるので絶対にしないでください。

傘を持ち歩かない

過去に起きた傘による子供乗せ自転車の転倒事故のことを考えると、どんな理由があろうとも傘を差しながら運転したり、自転車に傘を掛けながら運転してはいけません。

雨が降る時に傘を差しながら自転車を運転するのも大変危険ですが、それ以上に危ないのが傘が自転車の車輪に挟まることで起きる転倒事故で、スピードが出ているだけに大きな事故になります。

雨が降ろうが雪が降ろうが、子供を保育園や幼稚園の送り迎えをしなければならないのが親の辛さではありますが、子供や自信の安全以上に最優先な物はないので、レインコートを利用したり時には休む選択も必要です。

両手で運転しても正しく乗らなければ転倒するリスクが高い子供乗せ自転車に、傘を差しながら片手運転で乗るのは大変無謀で危険な行為なので、絶対にしないようにしてください。

子供を自転車に乗せて放置

幼稚園のバスを送り迎えする時に、小さな子を子供乗せ自転車に乗せたまま談義に花を咲かせる方がいますが、子供は大人の想像を超える行動を起こすので絶対に目を離してはいけません。

2歳であれば安全ベルトの外し方も覚えて自分の力で自転車から降りるのを試みますし、体を左右に揺らして自転車を傾けてしまうことがあるので、安全な子供乗せ自転車だからと油断してはいけません。

子供乗せ自転車にはスタンドやハンドルロックが掛かる物があるので安全と言われていますが、これはあくまでも正しい使い方をすることを前提に設計された物だということを忘れてはいけません。

親が子供から目を離して話し込んでいる最中に自転車から降りたり、ペダルに足をかけて登ろうとすることがあるので、安全な自転車だからと子供から目を離してはいけません。

転倒事故に備えることが重要

子供乗せ自転車は、転倒リスクがあるからと使わない訳にはいかない育児には欠かせない存在なので、価格が高くてもできるだけ子供を安心して乗せることができる物を選びましょう。

前方に座席があるタイプは傾けると、子供の体重でハンドル操作を奪われてしまうので後部に座席がある方が安全と言えますが、子供の様子を随時確認できないので不安があります。

自転車に乗せると子供はかなりの確率で寝てしまうことを考えると、2歳前後の小さな子がいる方は前方に座席があるタイプを選ぶ傾向が強いので、子供を完全にガードするタイプの座席を選んでください。

恥ずかしながら走行中と停止時に子供を乗せたまま自転車を転倒させたことがあるのですが、ヘルメット装着に頑丈なシートと三点式ベルトがある自転車のおかげで、子供は怪我をせずに済みました。

これが普通の自転車にシートを取り付けたタイプなら、子供が大けがをしたのは間違いありませんので、高価な買い物かもしれませんが座席が安全な設計の物を選んでください。

子供乗せ自転車を安全に乗るには

子供乗せ自転車に装着できる座席の数は最大で2個なので、二人以上のお子さんがいる方は赤ちゃんを抱っこしながら自転車に乗る人がいますが、月齢間もない赤ちゃんの命に係わる問題なので絶対にしてはいけません。

子供の命以上に大切なことは世の中に存在しませんし、万が一のことが起きたら自分自身を責め続けることになるので、どんな理由があろうとも赤ちゃんを子供乗せ自転車に乗せないでください。

また、仕事に遅れないように自転車のスピードを出して走行する人がいますが、速度を出した分だけ大事故になりやすいので、極力スピードを抑えて運転するようにお願いします。

保育園や幼稚園の送り迎えなど子供乗せ自転車に乗る頻度を考えると、安全を女性ひとりに任せてしまう傾向がありますが、夫婦で子供乗せ自転車に乗るリスクやしてはいけないことを確認するのが大切です。

また、万が一転倒事故を起こした場合は心に大きなダメージが残るので、その人を責めるのではなく転倒事故を起こさない方法や、今後の対策について一緒に考えてあげてください。

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