火を使わない電子レンジは安全だと思い込んでいませんか

冷凍された料理でも簡単に温めることができる電子レンジ(オーブンレンジ含む)は、どの家庭にもある便利な調理家電の代表とも言える存在です。

便利な電子レンジは火を使わないので、子供が料理を温めるくらいなら安全だと思うかもしれませんが、使い方を誤ると火事になる恐れがあるので注意が必要です。

加熱のしすぎに注意

最近の電子レンジは、調理メニューが豊富に用意されているので、適切なメニューを選択すれば発火することはありません。

電子レンジが発火する原因は庫内の汚れなどもありますが、多くは自動調理や手動による過度な加熱によるものです。

電子レンジで発火する可能性が高いのは、水分の少ないサツマイモや、トウモロコシなどの油分を多く含む食材を加熱した時です。

また、指定された出力と調理時間をオーバーして加熱を続けると、どんなものでも発火する危険があります。

トラブルを想定した対応が必要

電子レンジは、火を使わない調理家電という安心感からか、加熱中に電子レンジから目を離すことがありますが、大変危険な行為なので使用中は側から離れないようにしてください。

大人でも電子レンジの出力ワット数や加熱時間を誤ることがあるので、子供が間違えることを想定した対策が必要です。

下の画像は、電子レンジでポップコーンを作る際に、加熱時間の設定を2分長く設定してしまい、容器ごと黒く焦げた時の写真です。

 電子レンジ加熱事故

加熱中に見る見る焦げていく様子をみていましたが、説明書通りの加熱時間に設定したという思い込みから、ここまで黒焦げになるまで加熱を停止しませんでした。

思い込みというものは恐ろしいもので、大人でも先入観があると冷静な判断ができなくなります。

子供は人生経験が短いのでイレギュラーな事が起きると、大人よりも対処が遅れるので、想定できるトラブルと対処方法について指導してください。

チャイルドロックがない

小さな子供がいるご家庭では、電子レンジにチャイルドロックをしてもらいたいのですが、意外なことに有名なメーカーの電子レンジでも、チャイルドロック機能がないものが多くあります。

電子レンジを使用しない時は、コンセントを抜けば済むと思うかもしれませんが、子供は親の行動を常に監視し、いつの間にかコンセントの抜き差しを見て覚えます。

そこでおすすめしたいのが、店頭で使われるデモモードの設定です。

電子レンジデモモード

写真は、Panasonic NE-BS801をデモモードに設定した状態のもので、デモモード中はあたためボタンを押してもすぐに停止します。※稼働時の状態を確認できるように、瞬間的にファンが動作します。

Panasonic NE-BS801は、デモモードを解除するコマンドでデモモードへの切り替えができますが、シャープや東芝などのメーカー確認取れていませんので、店頭スタッフに確認してください。

各メーカーのデモモード解除方法

Panasonic・ビストロ
ダイヤルを左にまわし、レンジに合わせる
あたため・スタートボタンを4度押す
取消ボタンを4度押す

シャープ・ヘルシオ
とりけしをピッと鳴るまで4秒以上押しさらに4回押す

東芝・石窯ドーム
とりけしキーをピッピッとブザー音がするまで(約3秒)押した後、とりけしキーを押す
更にとりけしキーをピッピッとブザー音がするまで(約3秒)押した後、取り消しキーを押す

上記操作は全ても製品で動作を確認したものではありません。