スマートフォンやゲームを買い与えたものの、こどもが夢中になりすぎて、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
スマートフォンはとても便利で楽しいものですが、これらに依存してしまうこどもが増えてきているのも事実です。
だからと言って、こども達から無理やりをスマートフォンやゲームを取り上げるのは、親に対して不信感を持ったりストレスが溜まるだけなので、最善の策とは言えません。
スマートフォンやゲームに依存してしまうこどもに対し、他に興味を持つような遊びや趣味の時間を作るようにするのがいいと思います。
そこで今回は、デジタル世代のこどもでも十分に楽しめる、人気の玩具について紹介します。
ケンダマクロス(ケンダマ)対象年齢:7歳以上
ケンダマクロス(以下、KDX)が大ヒットしたのは、ケンダマを今時のカッコイイデザインにしただけでなく、ケンダマの熟練度によってカップの大きさを変えることができるので、ケンダマ初心者のこどもでもすぐに楽しめる工夫がされているからです。
今までのケンダマは買い与えたものの熟練度が上がる前に挫折したり、上達してもカップに玉を乗せる以上の技を知る術がなく、どこか地味な所がありました。
その点、KDXにはトルネード、エアロプレインなどの様な難易度の高い技の他に、LEGEND. SAMURAIや、LEGEND. ジーザスといった伝説級の技の説明書がついていますので、向上心さえあれば長く遊ぶことができます。
KDXを購入する時の注意点は、兄弟がいる時は人数分を購入しないと奪い合いのケンカになるので、ご購入される場合は必ず人数分を揃えてあげてください。
また、こどもが欲しいと言う前に買い与えると興味を示さない場合があるので、おとなが遊んでいる姿を見せてから自分からやりたいと言い出すまで、無理強いをしない方が無難です。
関連記事:人気爆発ケンダマクロス購入してみました
LaQ(パズル)対象年齢:5歳以上
LaQは、カラフルで小さなパーツを組み合わせて遊ぶ日本製のブロックの様な玩具で、こどもの知育目的で購入される方が多いようです。
こまもではLaQを何度か紹介しているのですが、こども向けの玩具でありながらアイデア次第で色んな物が作れるので、おとなでも十分に楽しめるアイテムだと思います。
そこで、おとなでも楽しめるLaQの一例として、ペットボトルで水耕栽培ができる人気アイテム「ペットマト」のペットボトルカバーをLaQで作りました。
親子一緒にLaQで物造りの楽しさや難しさを学び、ペットマトで植物を育てる嬉しさと苦労を学ぶことができるということです。
LaQで作るペットマトのペットボトルカバーは、とてもカラフルでまずまずの出来だと思います。
ペットボトルの水の減り方がわかるように中が見えるようにしているのがポイントです。隙間が気になる方はペットボトルに黒いビニールテープか銀紙を巻くといいかもしれません。
作り方次第でパターンが変えられるのがLaQのいいところです。
LaQとペットマトの勝手なコラボとなりましたが、おとなが使うLaQの楽しみ方はいかかでしょうか。
関連記事:こどもも大人もはまる日本生まれのブロック「LaQ ラキュー」
ルービックキューブ(パズル)対象年齢:8歳以上
昔大ヒットしたルービックキューブは、実は今でも売れているロングセラー商品で、こども時代に6面を揃えるのを挫折した人が購入したり、スマートフォンやゲームに夢中になるこどもに、他の事にも興味を持つように買い与える人がいるようです。
今のルービックキューブは6面の揃え方の説明書が商品についていたり、インターネットで6面の揃え方が掲載されていますが、まずは自力で1面を揃えることからはじめるのをおすすめします。
ルービックキューブは頭を使う遊びではありますが、6面の揃え方を最初に知ると効果や楽しみが半減します。
指先も良く使う遊びですので、3世代に渡り遊ぶことができる優れた玩具ではないでしょうか。
コーネル(粘土)対象年齢:6歳以上
遊びながら知育をしようとこどもに粘土を買い与えたものの、何をどう作ればいいのか教えることができず、親子ともに戸惑うことなんてありませんでしょうか。
粘土で自由に遊ぶのもいいのですが、部品を自分で考えながら粘土を組み立てて遊べるようになるのと、平面的な物体を造るのでは大分差があります。
コーネルは色鮮やかな粘土と、可愛らしい動物やフナッシーなどの人気キャラクターの作り方がわかる説明書がついていますので、今までとはひと味違う粘土遊びを体験することができます。
こどもに遊ぶものを買い与えるのはいいことですが、こどもに遊び方を教えてあげられるのとそうでないのでは大きな差があります。
こどもの遊びの基本は、最初はおとなが一緒に遊んであげることで、コーネルで粘土遊びの基本がわかれば、後はこども達の想像に任せて遊んでもらうことができます。
関連記事:粘土遊びが上達するコーネルで親子一緒に脳を活性化させよう
以上が、デジタルに依存してしまうこども達でも楽しめる玩具の紹介ですが、スマートフォンや携帯ゲームを利用する年齢層が年々低くなる傾向があります。
こども達がデジタルデバイスに依存しないように、ここで紹介した玩具や他のアナログデバイスを利用して、親子のコミュニケーションを深めてみてはいかがでしょうか。
他にも面白い玩具があれば紹介したいと思います。