こどもの知育に欠かせない粘土遊びですが、こどもに粘土を買い与えたものの何をどう作れば良いのかわからなくて、すぐに飽きてしまうなんて経験はありませんでしょうか。
粘土で物を作ることに慣れていないと平面的な作品ができあがるだけで、達成感をあまり感じることがありませんので飽きてしまうのです。
今回紹介するコーネルという名前の粘土は、同梱されている説明書を見ながら粘土遊びの基本を学ぶことができる画期的な製品です。
粘土遊びの基本を学べるコーネル
このコーネルは、粘土作家である「おちゃっぴ」さんがキャラクターデザインや監修をされており、こども受けするかわいいキャラクターの作り方を写真付きで説明するマニュアルが同梱されています。
自由気ままにイメージしたものを粘土で作るという遊びも良いのですが、作りたい物のパーツを粘土で作りながら組み立てて完成させていくという流れを知ることで、ワンランク上の粘土遊びを体験することができます。
最初は説明書通りの作品作りになりますが、コツを掴むことでオリジナル作品の部品を試行錯誤しながら3D作品を完成させることで、2次元の粘土遊びとは次元の違う脳の活性化を期待できます。
コーネルは種類が豊富で、ネコ、イヌ、ライオン、クジラ、ラッコといったカワイイ動物や、ふなっしー、くまモン、ミッキーマウスなどの人気キャラクターを作ることができるので、説明書通りに作るだけでも十分に楽しめる製品です。
下の画像は、比較的簡単に作れるペンギンのパッケージで、通常は40分程度で完成させることができます。
商品の性質上、詳しい作り方を紹介することはできないのですが、コーネルでの遊び方を簡単に説明したいと思います。
パッケージの中身と完成写真
下の画像は、コーネルのペンギンに同梱されている粘土と作り方の説明書ですが、コーネルの作り方説明書はとても良く考えられいます。作品の難易度レベルにもよりますが、作り方説明書に描かれているパーツの大きさ通りに部品を作れば、誰でも作品を完成させることができます。
粘土は良く練ってから部品を作るようにした方が良いのですが、あまり時間をかけすぎると固まりますので、開封後はなるべく早めに遊ぶようにしてください。
注意する点は、作品で使用した粘土は再利用できないということと、粘土を丸めた際にシワが多いと水に濡らして丸めたくなりますが、粘土を水に濡らして丸めると手に粘土や色が付着してしまいます。
粘土が手に付着したとしても、粘土を丸め続ければ次第に手から粘土が剥がれますが、表面の艶がなくなりガサガサした感じになりますので粘土を水に濡らすのはおすすめできません。
製品の関係上、作品のプロセスをお見せすることができないので、イキナリ完成したペンギンの後ろ姿をお見せします。きれいな手や机の上で作らないと画像のようにゴミや他の色の粘土が混ざり残念な感じになりますので注意してください。
完成したペンギンを横からみた画像ですが、粘土を丸めた後にしばらく机の上に置いてので、頭が見事な絶壁となりました。
完成したペンギンを斜めから撮影したものですが、斜めからみると不器用な私が作ったとは思えないくらいかわいくできたと思います。
そして最後は正面からの撮影ですが、不器な故に口が曲がっていたり、お腹の白い部分がずれていたりと、作り方説明書の出来とは程遠いクオリティですがかわいらしい作品がだと思います。
頭の部分を水で濡らしてシワを消したのですが、その分胴体よりもガサガサ感がありますので、水や汗で濡れた手で作業しない方が良さそうです。
極度の不器用さ故に40分で完成する予定の作品に1時間かかりました。
パッケージの注意書きにも書かれていますが、完成した作品の粘土は固まると再利用できませんので、壊さずに眺めて楽しんでください。
余った粘土は、アクセサリーを作ることで有効利用できます。コーネルの公式サイトに余った粘土の使い方が乗っているので、参考にしながらオリジナルアクセサリーを作ってみてはいかがでしょうか。
下の画像は、オリジナルアクセサリーであるサーフボードに、コーネルのペンギンを乗せたものです。サーフボードの出来はひどいものですが、可愛さが倍増しました。
コーネルの粘土は開封直後は反発しない低反発素材の様な感触ですが、乾燥させるとスポンジの様な感触になります。
また、コーネルの粘土は食べられませんので、対象年齢を6歳以上に設定しております。小さなこどもは誤飲の恐れがありますので、6歳を過ぎてからおとなと一緒の時に遊ぶようにしてください。
追記:残念なことにコーネルの動物シリーズは現在製造を中止しており、流通している分のみの販売となるそうです。
フナッシーやくまモンなどの人気キャラクターは引き続き販売されるようですが、動物シリーズをお求めの方は早めのご購入をお願いします。