賞味期限25年!?噂のサバイバルフーズを子供と一緒に食べてみた

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震など、日本では大きな震災や豪雨による災害が相次いで発生しており、日頃から備えることが大切だと誰もが理解しています。

ただ、実際に被災を経験した人でなければ備蓄の大切さを心底理解できている人は少なく、誰もが災害に遭う可能性があるにも関わらず、どこか他人事のように捉えてしまうのが災害の怖さでもあります。

仮に家族全員が1週間生活できるだけの食料を備蓄したとしても、消費期限が切れたものばかりでは意味がなく、非常食を定期的に消費しながら補充しなければならないのが備えることの難しさです。

賞味期限25年だから無駄にならない

大きな災害が起きた時は、防災リュックを購入したり非常食や水を備蓄する人が増えますが、5年もすればその時の気持ちを忘れてしまい、消費期限が切れて食べられない食糧を大量に処分した経験がある人も多いのではないでしょうか。

非常食は消費期限が少し経過したばかりであれば問題なく食べられますが、だからと定期的に消費して備蓄品を入れ替えないと、いざという時に腐食している可能性があるので、できるだけ消費期限が長い物を備蓄すると安心です。

そこで我が家では、25年という驚異的な長期保存が可能なサバイバルフーズを購入し備蓄用として保存しているので、煩わしい非常食の消費期限管理に悩まされることがありません。

サバイバルフーズの紹介

25年の長期保存が可能なサバイバルフーズですが、震災や水害などの災害に遭遇した時に家族全員が生活できるだけのボリューム感があるのか、小さな子供でも食べられる味なのか確かめるために試食してみました。

サバイバルフーズ

今回開封したサバイバルフーズの種類は2&ハーフのチキンシチューと1号缶のクラッカーで、試食に参加したのは5歳から12歳までの子供3名、30代から60代後半までの男女3名の合計6人となります。

チキンシチューの缶の原材料に、ベビーフードや子供用カレーに含まれている加工デンプンの増粘剤や砂糖が使われているので、小さな子供に食べさせるとなると躊躇しますが、日常的でなければ大丈夫かと思います。

チキンシチュー原材料

被災した時にお湯が使えるとは限らないので、まずは付属の缶切りでチキンシチュー缶を開封し、調理せずにそのまま食べてみましたが、食感がサクサクしていて食べやすいと感じました。

サバイバルフーズ・チキンシチュー

調理前のチキンシチューは、フリーズドライした鶏肉、じゃがいも、にんじん、えんどう豆、乾燥たまねぎの具材を、香辛料やガーリックパウダーなどの調味料で味付けした、スナック菓子という印象です。

こちらの1号缶を開封してみると、なかには20枚3セットと数枚のクラッカーが隙間に収められていたのですが、試食するにはあまりにも多い数なので、密閉容器に入れ数日かけて消費することにしました。

サバイバルフーズ・クラッカー

クラッカーは固い乾パンよりも食べやすく一般的なお店で売られている製品と同じ味なので、試食に参加した小学生や女性達の反応は上々でしたが、数枚食べると口のなかの水分がなくなります。

水分が欲しくなるクラッカーが苦手な人は、砕いて食べたり汁物に混ぜて食べるなどの工夫をすれば問題ありませんが、非常食は食べやすいと消費スピードが加速するのでご注意ください。

簡単調理のサバイバルフーズ

サバイバルフーズの調理方法は簡単で、缶に記載されている量のお水を鍋に入れてチキンシチューが沸騰するまで煮込み、火を消してから10分ほど蒸らすだけ完成します。

サバイバルフーズの調理

ガスや電気などのインフラが使えないため加熱調理できない時は、サバイバルフーズの缶にお水を入れてかき混ぜてからフタを閉めれば、10分程度で食べられるようになります。

サバイバルフーズ試食

ただ、災害が発生して混乱している時は、気分を落ち着かせるためにも温かい食事は必要になるので、復旧が早い電気で加熱できる卓上IH調理器や、湯沸しボックスがあると安心です。

震災などの大きな災害が発生した時に気を付けなければならないのがガスの使用で、換気扇が使えない状況でカセット式ガスコンロを使用する時は、二酸化炭素中毒や火災に気を付けなければなりません。

復旧が最も早い電気も数日使えない場合があるので、卓上IH調理器と比べれば不便に感じますが、火を使わずにお湯が沸かせるヒートパックの湯沸しボックスも何個かストックしてあると便利です。

サバイバルフーズの味

今回試食したサバイバルフーズのチキンシチューは2.5人分の量ですが、実際に調理してみるとこれだけでは満腹にならないので、一緒に購入したクラッカーも備蓄する必要があると感じました。

今回試食したサバイバルフーズの味はとても美味しく大人達には好評なのに対し、子供達は嫌いな野菜を避けて肉とじゃがいもばかりを選んで食べていましたが、被災して食べ物がない事態に遭遇していないからできることです。

ご飯が食べられなくて泣いている子供が沢山いた時代と比べれば、好きな物を選んで食べられる時代の方が良いのは間違いありませんが、恵まれた時代に産まれた子供達が非常食を食べられるのか心配です。

嫌いな野菜を避けていたとは言え、サバイバルフーズなら子供が食べられる非常食として備蓄する意味はありそうなので、クラッカーと一緒に追加購入することにしました。

暖かい食事なら笑顔になれる

何不自由することがない恵まれた環境で育てられた子供達が、いきなり災害で電気やガスが使えなくなり、暖かい布団で寝られない環境に置かれた時のストレスは計り知れないものがあります。

今回の試食に参加した子供達も東日本大震災を経験していますが、幸いなことに家屋が半壊や倒壊する被害ではなく大きなストレスにはなりませんでしたが、食料の供給不足で困ることがありました。

サバイバルフーズは、飽食時代に産まれた子供達でも食べられる美味しさですが、非常食に食べ慣れていないとストレスを感じてしまうので、年に一度はカンパンやクラッカーを食べて、質素な食事に慣れる必要があるのかもしれません。

関連記事

他の記事で体にフィットした防災袋「ハコベスト」について紹介していますが、防災リュックや防災ベストのなかに何を入れれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、実際に購入した防災リュックのなかみや、追加で購入[…]