ペットマトシリーズは枝豆、スイーツバジル、ワイルドストロベリー、プチトマトなどを育てたことがありますが、一番育てやすく実を多くつけたのはプチトマトでした。
プチトマトのプチトマトは、種を植えてから発芽し実をつけるまで約100日かかるので、夏休みの自由研究には向いていませんが、子供の情操教育や新生活を充実させるアイテムとして人気があります。
そこで今回は、ペットボトルとお水だけで育つペットマトの種を蒔いてから、赤くて美味しい実をつけるまでの100日に及んだ楽しい成長記録を、写真付きで紹介します。
ペットマトをはじめる時の注意点
ペットマトを育てる上で気を付ける点は、アップサンドに白いカビが頻繁に生えるので根気よく取り除くのと、大きく育つと水の減りが早いので毎日確認することです。
また、植物を元気に育てるには日光が必要不可欠ですが、夏場の暑い直射日光でペットボトルの水がお湯に変化して枯れてしまうので、カバーで光を遮断したり水温チェックするのも大切です。
他にも、500mlのペットボトルだとプチトマトが大きく成長した時に重心が傾いて倒れてしまうので、2リットル以上のペットボトルを使用するか、カスタマイズして重心を低くする必要があります。
プチトマトの成長記録
ここからは、ペットマトのプチトマトが発芽してから大きく成長し、花を咲かせてトマトが実までの成長過程を、小学生でもわかりやすいように写真付きで短い解説を入れながら紹介します。
![]() まいた種すべてから元気な芽がでてきました。 |
![]() かわいい双葉がでてきました。 3つとも元気に成長しています。 |
![]() 双葉の間から本葉がでてきました。 本来なら一番元気な双葉を残して残りは摘み取らなければならないのですが、かわいそうなので間引きしませんでした。 この日から、ペットマトについている肥料を投入。 500mlのペットボトルで育てているので、付属のスプーンすりきり4杯を1週間に1回の水を取り替える時に入れました。 |
![]() ![]() 本葉がだいぶ大きくなり、ペットマトホルダーの下から根が見えてきました。 |
![]() 茎もかなり伸びて本葉も大きくなりました。 根も数本みえるまで伸びてきました。 |
![]() どんどん葉が増えてペットボトルの上が窮屈に感じるまで成長。 この時に間引くことの大切さを理解しました。 |
![]() かなり大きく成長したのは嬉しいのですが、葉が丸くなるのが気になります。 茎の下にボコボコしている不気味なものは、根が上にまで生えているものなので、特に気にする必要はありません。 |
![]() この写真ではわかりにくいのですが、ついに花のつぼみができました。 |
![]() かわいい黄色の花がついに咲きました。 説明書には人の手で受粉させる必要があると書いてあるので、実がなるように綿棒や手でやさしく受粉させてみました。 |
![]() 花が枯れて落ちた後にはかわいい実がでてきました。 |
![]() トマトの実がかなり大きくなりました。 触るとかなり硬いので、赤くなるにはまだ時間がかかりそうです。 他の枝にも花が咲いたり実をつけてきました。 |
![]() とても多くの実をつけてくれました。 トマトの数は今のところ14個ですが、最終的に30個以上は収穫できました。 実の重みでペットボトルが倒れることがあるので、重心が極端に傾かないように日があたる部分を定期的にかえるのがおすすめです。 |
プチトマトを収穫して食べてみた
種まきから104日目、まずは赤いプチトマトの実を4つ収穫して食べてみましたが、スーパーで売られているトマトとは比べ物にならないくらい、味が濃くて美味しいと思いました。
自分で育てて収穫したという補正が働いたかは不明ですが、ペットマトで育てたミニトマトを食べた時に、美味しいトマトはフルーツのような甘みがあるというテレビの紹介を思い出しました。
自分で蒔いた種が芽を出して大きく成長し、花を咲かせて実を付けるという体験が家の中で簡単にできるので、子供の情操教育にとても役立つのではないかと思います。
ペットマトには、プチトマト以外にも子供が大好きなおやつビーンズや、料理に使えるスイートバジルやパクチーなどもあるので、興味のある方は是非試してみてください。
発芽しないことを想定してペットマトには予備の種が付いていますが、上手く発芽したからと残りの種を捨ててしまうのは勿体ないので、残り種を利用して土での栽培や水耕栽培を楽しんでみましょう。 ペットマト本来の趣旨と逸れてしまいますが、ペットマ[…]