へんしんバイクの練習方法がわかる体験イベント参加レポート
今回は、わずか30分で自転車デビューができるというへんしんバイクの体験イベントが横浜の赤レンガ倉庫前にて開催されたので、本当に短時間で自転車が乗れる様になるになるのか見学してきました。
へんしんバイクは子供に人気の運動用具ブレイブボードを販売する株式会社ビタミンiファクトリーの子供用の自転車なのですが、小さなお子さんでも安全に楽しく自転車デビューできるように各地でへんしんバイクの体験イベントを実施しています。
へんしんばいくを購入する前に体験イベントに参加されるのが一番ですが、遠くて会場まで行けないという方のためにへんしんバイクの体験イベントがどの様な流れで行われているのか簡単に紹介します。
ステップ1:スタートはペダルなしで歩く練習をする
まずは、へんしんバイクからペダルを外した状態のバランスバイクモードで歩くのですが、この練習はとても重要でまずは自転車の大きさや重量、ハンドル操作に慣れるための第一ステップとなります。
自転車の練習と言えば、足が付かない大きな自転車を何度も倒しながらマスターしたというスパルタ的な訓練を思い出しますが、とても論理的な方法とは思えませんし泣きながら自転車の練習をしても楽しくありません。
自転車の練習は、いきなりペダルを漕いだり大人が支えて無理やり走らせることではなく、まずは子供が自分の足や手の力で自転車を支えられるか確認した上で、歩きながらハンドル操作に慣れることが重要です。
体験イベントでは、お兄さんがイチ、ニ!イチ、ニ!という掛け声に合わせて子供たちを誘導していたのですが、子供の適応能力はとても早いのか赤いコーンで作られたコースを2周しただけで自転車に慣れていました。
ステップ2:歩くのに慣れたら追いかけっこ
自転車に慣れて歩けるようになったら次は走りながらお兄さんの後を追いかけるのですが、このステップでもへんしんバイクにペダルは装着せず、自分の足の力で走るようにしていました。
自転車は速度を出すことで安定して走るということを体で覚えてもらうための練習なのですが、自分の力で蹴る速度であれば追いかけっこして転んでもケガを心配する必要がありません。
前のステップは赤ん坊のハイハイを誘導するイメージで、今度のステップは鬼ごっこをイメージした感じの練習になりますが、遊びながら楽しく自転車を練習するのがへんしんバイクのスタイルです。
円のコースを何週かすると方向転換をして逆走するのですがこれにもきちんとした意味のある練習で、通常はハンドル操作による方向転換をしますが、ハンドル操作に慣れないと前輪を持ち上げてしまう子供もいます。
自転車に乗るということは直進で進むだけではないので、曲がるためのハンドル操作や安全に方向転換できるように、ペダルを漕ぐ前にしっかり体や頭で理解することが何よりも重要です。
へんしんバイクは普通のこども自転車よりも車体が軽いので、方向転換も自由自在にできますし車体が傾いても転倒する事が少ないので、自転車デビューにおすすめの製品と言えるのではないでしょうか。
ステップ3:自転車に乗る前にブレーキの使い方を習う
次のステップではブレーキの使い方を習うのですが、この段階になると子供たちはかなり自転車に慣れてきたためか、すぐにでも自転車をペダルを接続して漕いでみたいという意欲が現れてきました。
ただ、自転車に乗れるようになってもブレーキのかけ方を知らなければ自転車に乗れると言えませんので、焦る気持ちを抑えながらまずはブレーキをきちんと使えるように教えましょう。
小さなこどもは握力が弱いのでブレーキをかけられない事もあるのですが、だからと自転車に取り付けないのはNGですし最初の頃から安全やマナーのためにブレーキをかける意識を持たせるのが重要です。
へんしんバイクの体験イベントに参加している子供はみんなそうですが、誰一人泣いたり嫌がる様子をみせることなく、説明してくれているスタッフの声に真剣に耳を傾けている様子がとても印象的でした。
ステップ4:カエルのようにピョーンと地面を蹴る
次のステップは、カエルのようにピョーンと地面を蹴り両足が地面から離れた状態で進む練習なのですが、これをすることで惰性運転の速度でもバランスをとりながら走ることを学ぶことができます。
普通の自転車で練習すると、ペダルを漕ぎながらバランスを取るという作業を同時にマスターしなければなりませんが、へんしんバイクならペダルを付ける前にバランスを取る練習ができます。
本来なら同時に覚えなければならない動作をステップ毎に分けて練習することで、ペダルのある普通の自転車よりも圧倒的に短い時間で楽しく自転車に慣れることができるので、へんしんバイクはファーストバイクにおすすめです。
ステップ5:最後はペダルを取り付けて挑戦
最後のステップは、ペダル(クランク)を取りつけての挑戦となりますが、まずはペダルを漕ぐ練習をするために大人がサドル部分を持ち補助しながらゆっくり進むのを何度か行ないます。
ここで重要なのは、補助する大人は自転車が転倒しないように支えるだけで決して押してはいけませんし、ペダルを漕ぐ力がないと判断した場合は無理して取り付けずにそのまま遊ばせることも考えてください。
へんしんバイクは小さい子供のサイズに合わせて作られているので、ペダルを漕ぐことに慣れるまで時間がかかると腰が痛くなり大変ですが、子供の成長を目の当たりにできると思い最後まで支えててください。
子供がペダルの操作に慣れたらいよいよ自力で自転車に乗ることになるのですが、自転車をマスターする一歩手前でイベンは終了したため、参加した子供たちは親にへんしんバイクをおねだりしていました。
あまりにも小さな子はペダルを漕ぐ力がなくて自転車に乗るのを断念していましたが、みんなが怖がらずに自転車の練習ができるへんしんバイクの体験イベントは素晴らしいと思います。
自転車の練習をする時に注意したいこと
ブレーキがついた本格的な自転車のへんしんバイクですが、小さなこどものうちはブレーキをかける握力がなかったり、交通ルールを守れない場合があるので車が通る道や駐車場での走行はしないようにしてください。
特に小学生になる前の子供は交通ルールだけでなく、坂道や見通しの悪い交差点などの危険を理解できないので、大人が安全な場所で一緒に遊ぶようにし、ヘルメットなどの安全防具を必ず身に着けるようにしてください。
我が家の娘はまだ1歳後半なのでヘンシンバイクには乗れませんが、転倒して頭を強打する可能性を考えて外で乗り物に乗る時は、どんな場所でも必ずヘルメットを着用するようにしています。
乗り物やプロテクターを購入するとなると大きな出費となるので躊躇するかもしれませんが、このヘルメットはおよそ2歳から5歳まで長く使えますし、子供乗せ自転車にも使える物なので早い時期に購入した方がお得です。
巷ではブレーキのない玩具用自転車が人気のようですが、これらは安全基準を満たしていないため公道を走ることができないので、公園や土手など車の通らない場所でしか乗ることができません。
ブレーキなしの自転車を公道で何度かみかけたことがありますが、交差点付近や坂道で止まれずに道路へ飛び出してしまいとても心配しましたが、小さな子供が起こした事故は全て親の責任です。
ブレーキを搭載したへんしんバイクでも公道を走ることはできませんが、だからと安価なブレーキなしの製品を買うのは間違いで、公園や土手などの広い場所でもブレーキは絶対に必要になります。
因みに、へんしんバイクは楽天、アマゾン、ヤフーでは販売しておりませんので、公式サイトかゼビオ、スポーツデポ、サイクルスポット、イトーヨーカドー、オリンピック、もしくは全国の取扱している自転車屋で購入することができます。
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