写真プリントでこどもの思い出を守る

桜の咲くシーズンと言えば、入学式や卒業式。こども達の新しい生活の門出を写真に収めようと、張り切る親御さん達の姿は、何だか微笑ましいものがあります。

写真の撮影をする機会と言えば学校の行事以外にも、誕生日、家族旅行や七五三など数多くあります。

最近は、スマートフォン(以下、スマホ)のカメラが高画質化しているので、スマホで撮影する事が多くなりましたが、画素数が高くても手ブレで画像が乱れては意味がありません。

こどもの特別な日は、光学ズームや高性能の手ブレ補正機能があるカメラで撮影し、思わぬ事故を防ぎたいものです。

ただ、いくら高性能のカメラを使用しても防ぐ事ができないのが、データの消失事故です。

撮影可能枚数が少ないフィルムのカメラと違い、デジタルカメラは気軽に撮り直しや連写ができるので、膨大な写真データの整理が面倒になり、パソコンのハードディスクにまとめて放り込んだまま、という方もいらっしゃるかと思います。

ただ、ハードディスクは運が良ければ5年以上持ちますが、運が悪いと購入した日に壊れるリスクがあります。

対策として、CDやDVDなどの光学メディアへのバックアップが考えられますが、これらのメディアは傷に弱く、直射日光に長時間あてるとデータが消える事がありますので、あまり安心とは言えません。

そこで、写真の管理を楽にしつつ、単体のハードディスクよりも安全にデータを保護する家庭用の簡易サーバーがありますので、こちらにデータを保管する人が増えています。

ただ、サーバーも100%安全ではありません。複数搭載しているハードディスクが同時に故障すれば、データを取り出すことができなくなります。

こどもの大切な思い出となる写真は、印刷してアルバムに保管してください。印刷された物はいずれ劣化しますが、それはそれで味が出て良いのではないかと思います。

例えば、引越しの荷物整理をしている最中、ふと目に入ったアルバムを開いた時に感じる懐かしさは、デジタルの世界では味わうことができないでしょう。

特別な写真は印刷してアルバムで保管した上でDVDメディアに保管してください。更に冗長化したハードディスクのNASで保管すれば、余程運が悪いか災害が起きない限り写真は残ります。